コラム

紙袋や紙箱に関するさまざまな情報をわかりやすくご紹介しています。ブランディングを高めるためのデザイン活用法や、用途に合わせた素材・サイズ選びのコツ、最近注目されているエコ素材など、コラムを通じて新しい発見やアイデアをお楽しみいただき、貴社の取り組みにお役立てください。

あえて「A4」を外す!サブバッグとして重宝されるための「計算されたサイズ設計」の新常識

オリジナル紙袋を製作する際、多くの方がまず検討されるのが「A4サイズが入る大きさ」です。書類やパンフレットが収まるA4サイズは、確かに汎用性が高く「失敗のない」選択と言えるでしょう。

しかし、街中でふと周囲を見渡してみてください。人々がサブバッグとして大切に使い続けている紙袋の中に、意外と「A4サイズではない」ものが多いことに気づきませんか?

実は、顧客が「この袋、使いやすいな」と感じて何度も手に取るのは、汎用的なサイズではなく、特定の用途において「驚くほど収まりが良いサイズ」であることが多いのです。あえて定番のA4を外すことで、競合他社の紙袋の中に埋もれることなく、顧客の生活に深く入り込むことが可能になります。

本コラムでは、サブバッグとしての利用率を劇的に高めるための「計算されたサイズ設計」の新常識を解説します。ただ商品を運ぶだけではない、顧客の日常に寄り添う「サイズ革命」の視点を持ってみましょう。

「A4の呪縛」を解き、用途を絞り込む

「大は小を兼ねる」という言葉通り、大きな紙袋ならどんな物でも入ります。しかし、サブバッグとして持ち歩く際、大きすぎる袋は「邪魔」になり、小さすぎる袋は「不便」になります。

なぜ「A4サイズ」はサブバッグになりにくいのか?

A4サイズ(W220〜260mm程度)は、書類を入れるには最適ですが、マチが広すぎると中身が安定せず、逆に狭すぎるとお弁当箱やポーチが入りません。また、電車やバスで移動する際、A4サイズの紙袋は膝の上でかさばりやすく、結果として「一度きりの利用」で終わってしまうケースが多いのです。

「サブバッグ」として選ばれるためのターゲット設計

再利用される紙袋を目指すなら、まず「顧客が他に何を一緒に持ち歩くか」を想像することが重要です。

通勤・通学のお供に: メインバッグに入り切らない、折りたたみ傘や500mlペットボトルが「縦に綺麗に収まる」スリムな設計。

ランチタイムの主役に: コンビニの弁当やカフェのテイクアウトが「傾かない」正方形に近い幅広のマチ。

イベント・展示会で: 他社が配るA4袋を「そのまま丸ごと飲み込める」ひと回り大きなトートサイズ。

このように、用途を「A4」という規格から「顧客の利用シーン」へとシフトさせることで、紙袋の寿命は劇的に延びていきます。

顧客が手放せなくなる「3つの特殊サイズ戦略」

具体的に、どのようなサイズ設計が顧客の心を掴むのか。レオが提案する3つの戦略的サイズをご紹介します。

「横幅を抑えた」縦長スリム設計

サイズイメージ: W200mm × H300mm × D100mm 前後

メリット: 通勤カバンと一緒に持っても横に広がらず、人混みでも邪魔になりません。水筒やマイボトル、手帳など、「細長いもの」を整理して持ち歩きたい層に圧倒的に支持されます。

「マチ広」のスクエア設計

サイズイメージ: W220mm × H220mm × D150mm 前後

メリット: 高さを抑え、マチを広く取ることで、安定感が生まれます。お弁当箱やケーキの箱、あるいは厚みのあるポーチなどが安定して収まるため、女性層を中心に「ランチトート」としての再利用が期待できます。

「厚み」を感じさせないフラット設計

サイズイメージ: W300mm × H400mm × D50mm 前後

メリット: あえてマチを極端に狭くすることで、書類や雑誌を入れた際、体へのフィット感が向上します。スタイリッシュな印象を与え、ファッションの一部として取り入れやすくなります。

ハンドルの長さ: 軽い荷物でも肩にかけられるロングハンドルに設計することで、荷物が多い時の利便性が格段に向上し、再利用率が高まります。

まとめ:サイズは「ブランドの優しさ」の表現

紙袋のサイズをmm(ミリ)単位で調整することは、決して細かすぎるこだわりではありません。それは、「お客様がこの袋を、その後どのように使ってくれるか」を真剣に考える、ブランド側の「優しさ」の表現でもあります。
「使い勝手の良さ」という感動は、ブランドに対する信頼感へと直結します。

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