コラム

紙袋や紙箱に関するさまざまな情報をわかりやすくご紹介しています。ブランディングを高めるためのデザイン活用法や、用途に合わせた素材・サイズ選びのコツ、最近注目されているエコ素材など、コラムを通じて新しい発見やアイデアをお楽しみいただき、貴社の取り組みにお役立てください。

「持ち手」が紙袋の運命を決める?ハンドル選びの最適解が「その後の使い方」を左右する理由

オリジナル紙袋を製作する際、ロゴのデザインや紙のサイズには熱心になっても、ハンドル(持ち手)については「なんとなく、これでいいかな」と決めてしまっていませんか?

しかし、ハンドルは紙袋の中でお客様の「肌」に直接触れることが最も多いパーツです。その素材感、太さ、長さは、単なる持ち運びの手段を超えて、お客様に「この袋は特別なギフトだ」「これは普段使いに便利だ」という無意識のメッセージを送り続けています。

ハンドル選びを間違えると、どんなにデザインが良くても「持ちにくいから」という理由ですぐに捨てられてしまうかもしれません。逆に、用途に完璧にフィットしたハンドルを選べば、その紙袋は街中で何度も再利用される「最強の広告塔」へと進化します。

本コラムでは、ハンドルの種類がブランドイメージやその後の用途にどのような影響を与えるのか、その戦略的な選び方を解剖していきます。

ハンドルの「素材」が暗示する、商品の価値と行き先

ハンドルには多様な素材がありますが、それぞれが持つ「記号的意味」を理解することで、ブランドの意図をより正確に顧客へ伝えることができます。

アクリル平ひも・スピンドル: 「日常の信頼」と「再利用」の旗印

最もポピュラーなアクリル製のひもは、柔らかく手に馴染み、耐久性に優れています。

顧客への暗示: 「丈夫で手が痛くなりにくいから、明日からのサブバッグに使おう」

ブランドの狙い: 普段使いの快適さを提供することで、街中での露出頻度を高めることができます。アパレルやセレクトショップなど、日常的に使ってほしいブランドに最適です。

サテンリボン・グログランリボン: 「特別感」と「丁寧な扱い」の合図

光沢のあるリボンや、横に筋の入ったグログランリボンは、圧倒的な高級感を演出します。

顧客への暗示: 「これは大切なギフトだ」「丁寧に取り扱わなければならない」

ブランドの狙い: ジュエリー、コスメ、高級菓子など、購入体験そのものを「贅沢な時間」にしたい場合に。リボンは結び方によっても表情が変わるため、開封時の高揚感を最大化させます。

紙ひも(丸・平): 「清潔感」と「エシカル」のメッセージ

紙を撚って作られた紙ひもは、自立性が高く、シャープな印象を与えます。

顧客への暗示: 「過剰すぎず、クリーンで自然体」「使い終わったらリサイクルしやすい」

ブランドの狙い: ベーカリーやオーガニック食品、雑貨店など。自立する特性を活かし、家の中で「ストックバッグ(小物入れ)」としてそのまま使ってもらう流れを作りやすくします。

取り付け方で変わる「佇まい」

ハンドルの素材を選んだ次に重要になるのが、その「付け方」です。実は、紐をどう取り付けるかによって、紙袋の「表情」と「格」が劇的に変わります。

「紐通し(穴あけ・結び)」:クラフトマンシップと安心感

袋の口に穴を開けて紐を通し、内側で結ぶ最も伝統的なスタイルです。

印象: 結び目が見えることで「手仕事感」や「温かみ」が生まれます。リボンなど、素材の質感を強調したい場合に最適です。

機能面: 結び目がストッパーになるため、重いものを入れた時の安心感があります。高級感を出したいブランドや、ギフト需要が多い場合に選ばれます。

「OFJ(縦貼り)」:現代的でスマートな機能美

袋の折り返し部分に紐を機械で直接貼り付ける、穴のないスタイルです。

印象: 表面に穴が開かないため、デザインを邪魔せず、非常にスッキリとした「現代的・都会的」な印象を与えます。

機能面: 紐が常に上を向いて自立しやすいため、お客様がパッと手に取りやすいというメリットがあります。また、機械生産に適しているため、コストを抑えつつスマートに見せたい場合に非常に有効です。

配色の魔法:ハンドルはデザインの「額縁」である

最後の仕上げは「色」の選択です。ハンドルの色は、紙袋のデザインを完成させる最後のピースです。

同系色でまとめる「ステルス・ラグジュアリー」

紙の色やロゴの色とハンドルの色を同系色で統一すると、袋全体に一体感が生まれ、非常に落ち着いた、知的な印象になります。主張しすぎない「引き算の美学」を大切にするブランドにおすすめです。

コントラストで魅せる「アイキャッチ・デザイン」

シンプルな白地の袋に、あえてブランドカラーの鮮やかなハンドルを合わせる手法です。ハンドルが「額縁」のような役割を果たし、中央のロゴをより際立たせます。街中で歩いている時、遠くからでも「あのブランドだ」と認識させる強いフックになります。

まとめ:細部へのこだわりが、顧客の「愛着」を生む

ハンドルは、紙袋というパッケージにおける「最後の仕上げ」です。素材、取り付け方、色。この3つの組み合わせを最適化することで、紙袋は単なる搬送具から、ブランドのメッセージを語る一級のツールへと変わります。

「どの紐が一番コストパフォーマンスが良い?」「このデザインに合う付け方はどっち?」といった疑問は、ぜひ紙袋のレオにご相談ください。

レオでは、お客様にデザインをご用意いただくからこそ、こうした「構造上のこだわり」や「素材の組み合わせ」に予算と時間をしっかりと割くことができます。

無駄な中間コストを省き、その分、お客様の手元に残る「品質」を最大化する。それがレオの提案する新しい紙袋製作の形です。

お客様のこだわりが詰まったデザインを、最適な「持ち手」で完成させましょう。まずはお気軽にご連絡ください。